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目のケアについてよくある質問

目の疲れやストレス - 専門医がお答えします

医療法人新成会 石田眼科クリニック 院長

石田 一成

当院は白内障、緑内障、網膜硝子体、眼形成(まぶた・涙道)、屈折矯正(オルソケラトロジー)、小児眼科(斜視・弱視・近視進行抑制)など、各分野の専門医と視能訓練士が連携し、幅広い眼科疾患に対応する眼科専門クリニックです。

最近疲れると目がピクピク痙攣した感じになります。痛みはないですが、受診したほうがいいでしょうか。いつも左目がなります。(65歳女性)

「目がピクピクする」「まぶたが勝手に動く」「片方だけぴくぴくと痙攣している」といった症状は、「眼瞼ミオキミア」と呼ばれ、まぶたの筋肉(眼輪筋)が一時的に不随意に攣縮する現象です。多くの場合、一過性で心配のいらない症状ですが、まれに別の疾患が隠れていることもあるため、症状の経過や特徴を把握しておくことが大切です。

1.主な原因は「疲れ」「ストレス」「睡眠不足」
眼瞼ミオキミアの最も一般的な原因は、眠精疲労、ストレス、睡眠不足、カフェインの摂りすぎなど、生活習慣に関係するものです。
たとえば…
(1)長時間のスマートフォンパソコン使用
(2)睡眠が不十分な日が続いている
(3)気候の変化や精神的な緊張が続いている
(4)コーヒーやお茶などカフェインの摂取量が多い
こうした要因が重なることで、まぶたの筋肉を支配する神経が刺激され時的にピクピクと動いてしまうのです。
特に今回のご相談のように、「疲れているときに限って左目だけピクピクする」「痛みはない」「数十秒から数分で治まる」といった症状であれば一過性の眼瞼ミオキミアの可能性が高いと考えられます。

2.受診の目安は?
ほとんどの眼瞼ミオキミアは数日~数週間以内に自然におさまります。そのため、まずは生活習慣の見直しを行うことが第一です。
しかし、以下のような場合は眼科または神経内科への受診をおすすめします。

【受診をおすすめするケース】
(1)数週間以上症状が続いている場合
(2)片目だけでなく両目のまぶたが痙攣する場合
(3)まぶたが勝手に閉じてしまう(まぶたが下がってくる)
(4)顔の片側全体(口元や?など)にも痙攣が広がっている
(5)視力低下や痛み、まぶしさを伴う
(6)日常生活に支障が出てきた場合
このような症状がある場合、「眼瞼けいれん」や「片側顔面けいれん」といった、より専門的な治療が必要な病気が隠れていることもあります。特に、「片側顔面けいれん」は脳の血管が顔面神経を圧迫することで起こることがあり、MRIなどの画像検査が必要になることもあります。

3.自宅でできる対処法・予防法
症状が軽度であり、明らかに疲労やストレスとの関連が考えられる場合は、まず以下のようなセルフケアを試してみてください。
(1)十分な睡眠をとる(目標は一日7~8時間)
(2)目を休める時間をこまめに確保する(1時間ごとに数分の休憩を)
(3)温かいタオルで目元を温める(血流改善につながります)
(4)カフェインの摂取量を見直す
(5)ストレス軽減のための趣味やリラックスの時間を意識的に取り入れる
これらの対策で症状が軽減されることも多くあります。まずは2?3週間を目安に生活を整えてみるとよいでしょう。

4.まとめ
目のピクピクとした痙攣は、ほとんどの場合、疲れやストレスなどの一時的な要因によるもので、自然に改善します。
ただし、症状が長引いたり、左右両方のまぶたや顔全体に広がるような場合は、別の病気が隠れている可能性もあります。気になる症状が続くようであれば、無理をせず、早めに眼科を受診しましょう。


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