手術・治療についてオルソケラトロジー

矯正方法について

オルソケラトロジーはメガネやコンタクトレンズのように、光を角膜の手前で曲げて目の中に取り込むのではなく、角膜そのものの形を変化させて焦点をコントロールするという矯正方法です。
では、そのメカニズムをご説明しましょう。

メガネのメカニズム

メガネは角膜よりも平均12mm手前で光の屈折を変化させて焦点を移動させます。

コンタクトレンズのメカニズム

コンタクトレンズの場合は角膜の上に直接レンズを乗せます。
そのレンズは中心部がうすく、周辺部ほど厚くなっています。
そうすることで、角膜表面のカーブがゆるくなると同じになり焦点が移動します。

オルソケラトロジーレンズのメカニズム

一般的な方法としては、夜寝る前にレンズを装着します。
寝ている間にレンズにより角膜がくせ付けられます。
(レンズを装用中も矯正視力は得られます)
朝レンズをはずしても、くせ付けられた角膜によりしばらくは裸眼で見えるようになります。
その時間は、使用期間が長くなるにつれ、長くなり、個人差はありますが、一週間もすれば一日中裸眼での生活が出来るようになります。
さらに続ける事で、最終的には2〜3日間を裸眼で過ごせる方も少なくありません。
※注意 図はイメージ図であり、実際の物とは異なります。

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