手術・治療についてオルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーを英語で表記するとOrtho-Keratology。
Orthoは「整った」という意味、Keratoは「角膜」、Iogyは「学問」。
つまり「角膜整形学」ということになります。
オルソケラトロジーは今から30年程前にアメリカで学問として生まれました。
通常のコンタクトレンズは、角膜に入る前の光の屈折をレンズの前面で変化させるのに対して、オルソケラトロジーレンズは、レンズの後面で、角膜の形を変化させようという、まさに逆転の発想から生まれた治療でした。その間にさまざまな医師達の研究により、改良に改良をかさねて現在のような安全性の高い治療となり、アメリカではごく一般的な近視および乱視治療として用いられています。

 現在の安全で効果の高いオルソケラトロジーが完成したきっかけは、安全性の高い素材とレンズデザインでした。
当初のオルソケラトロジーレンズは昼間の使用しか出来なかったのですが、技術の進歩により素材そのものが酸素を通す、いわゆる酸素透過性素材の出現により現在では通常のコンタクトレンズで安全性が立証されている「夜間装用」が出来るようになったことで異物感が少なく、昼間の装着のようにトラブルも少ないため、今までハードコンタクトレンズが使用できなかった人でも治療出来るようになりました。
当院で使用しているオルソケラトロジー治療用レンズは、一般的な連続装用コンタクトレンズ以上の酸素透過性素材と、最新のデザインを用いたオルソケラトロジーレンズを使用しています。
オルソケラトロジーの当初のレンズは、通常のコンタクトレンズを使用していましたが、軽い近視の人しか治療ができず、しかもレンズをひん回に交換する必要があり、また効果が得られるまでに数ヶ月から一年近くかかっていました。
レンズに二つのカーブを持たせる事で、角膜上での安全性が良くなり、治療効果も早くなりましたが、まだ軽い近視への治療しか出来ませんでした。
現在のデザインで安全に、しかも中等度近視までの比較的近視の強い人への治療が出来るようになりました。
※注意 図はイメージ図であり、実際の物とは異なります。

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