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白内障 - 専門医がお答えします

医療法人新成会 石田眼科クリニック 院長

石田 一成

当院は白内障、緑内障、網膜硝子体、眼形成(まぶた・涙道)、屈折矯正(オルソケラトロジー)、小児眼科(斜視・弱視・近視進行抑制)など、各分野の専門医と視能訓練士が連携し、幅広い眼科疾患に対応する眼科専門クリニックです。

白内障とはどんな病気でしょうか?予防できますか? (45歳男性)

白内障とは、眼の中にある「水晶体」が濁る病気です。水晶体は、カメラに例えるとレンズにあたり、光を屈折させて網膜(フィルム)に焦点を合わせる働きを担っています。通常は透明な組織ですが、加齢やその他の要因によってその透明性が失われて濁ってしまうと、光がうまく通過できなくなり、視力が低下する、視界がかすむ、まぶしく感じる、物が二重に見えるなどの症状が現れます。

1.白内障の原因は
白内障は、水晶体内のタンパク質が変性することによって起こります。タンパク質の変性は様々な原因で起こりますが、最も多いのは加齢です。その他に、糖尿病、眼の外傷、ステロイドなどの薬剤使用、紫外線、放射線、喫煙、さらには先天的な要因なども発症に関与します。

2.白内障の治療法
白内障の治療には大きく分けて、点眼薬による進行予防と手術による視力回復の2つがあります。

(1)点眼薬
白内障の初期や日常生活に支障がない場合に、白内障の進行を遅らせる目的で使用されます。ただし、水晶体の濁りを元に戻すことはできませんので、症状を改善したり、視力を回復させたりすることはできません。

(2)手術
視力低下などの症状により日常生活に支障が出るようになった場合は、手術が必要になります。現在主流の方法は、超音波で濁った水晶体を粉砕しながら取り除き、水晶体の代わりとなる、人工のレンズ〔眼内レンズ)を挿入します。濁った水晶体を取り除きますので、症状の改善や視力の回復を得ることができます。

3.白内障の予防法
残念ながら、加齢に伴う白内障を完全に防ぐことはできません。しかし、発症を遅らせたり、進行を緩やかにしたりすることは可能です。以下のような生活習慣の改善が予防に役立ちます。

(1)紫外線対策
紫外線は水晶体のタンパク質変性を促進します。サングラスや帽子等で眼から紫外線を防ぎましょう。

(2)禁煙
喫煙は白内障の発症リスクを上昇させ、禁煙は発症リスクを下げます。

(3)抗酸化作用のある食べ物を摂取する
水晶体はタンパク質の酸化により発症してしまいますので、この酸化を防ぐために、抗酸化作用のある食べ物を摂取することをおすすめします。抗酸化物質としては、ビタミンc、ビタミン£、βカロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、オメガ3脂肪酸、ポリフェノールなどがあります。これらは、緑黄色野菜や果物、ナッツ類、青魚などに多く含まれています。

4.まとめ
白内障は、主に加齢によって発症する病気で、完全に防ぐことはできません。しかし、生活習慣の見直しで、発症時期を遅らせたり、進行を抑えたりすることが可能です。進行して日常生活に支障が出てしまった場合は、手術によって改善が期待できますが、白内障が高度になると、手術の難易度があがり、手術時間が長くなったり、合併症のリスクが高くなってしまったりします。そのため、自覚症状の有無にかかわらず、定期的な眼科検診を受け、早期発見・早期対応に努めることが大切です。眼の健康を守るためにも、日頃から意識的にケアをしていきましょう。


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